個展「首を傾げた化石」後記

個展「首を傾げた化石」閉幕しました。

お越しくださった皆様

お気に留めていただいた皆様

オーナー様

僕の身の回りの皆様に

心よりお礼申し上げます。

はじめましての方も

お久しぶりな方も

今回はかなり在廊ができましたので

お会い出来て嬉しかったです。

では、会場の様子と展示作品を

少し…

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個展タイトル作品《首を傾げた化石》
原画の色は実はこのような色でした。
ミドリシジミという蝶をモチーフとしています。
今回の個展はここからはじまりました。

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《首を傾げた化石》


「いつか、遠い向こうで
わたしの中から出土した
首を傾げた化石達は
いったい どんな思いで
何に疑問を感じ
その視線の先には何があったのか
あるいは
何に放心していたのだろうと
新しい土の上の人達の
夢をふくらませることだろう」
(挿入詩 「首を傾げた化石」①)




今回の一番大きな作品が以下の作品でした。
《本當の幸い》
実は、この作品が丁度出来あがる頃に
セロ弾き青月泰山さんのバースデイライブ青誕祭にお邪魔しました。
そこで触れられた、この「銀河鉄道の夜」のフレーズが
丁度描き終わるこの作品にぴったりはまる、いやこれしかないと感じ
タイトルにいたしました。

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《本當の幸い》


「出土という言葉は
間違ってはいないだろう
人はいずれ、土に紛れていく

ただ、宝石に変化した化石を
わたしは知っている

わたしたちの中には
宝石があるということだ」
(挿入詩 「首を傾げた化石」②)




そして、以下の作品が
一番最後(搬入日の朝・・・)に出来た作品です。
《乾かない夕焼け》
こちらは光が重要なモチーフです。
夜へ向かうグラデーションの中に「始まり」が浮かびます。

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《乾かない夕焼け》



そして、その隣で
月のように浮かんでいたのが
《灯台守の歌》という作品。
灯台が光を届けるために灯台守は今日も
歌をうたってる筈です。

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《灯台守の歌》


「傾いた地平は
日没とわたしを
舞台袖に一旦捌ける役者と
それを目で追う観客にしたてあげ
そこで暗に結ばれた約束のように
つぎへ、またつぎへと
祈りのことばに満ちた劇を
繋ぎ
交わしていく」
(挿入詩 「首を傾げた化石」③)





以上、一端をご紹介致しました。

静かな空間で化石と宝石に浮かぶ露が玉虫色に震える

緩やかに時間の経過を見つめることができる

そのような場所ができればいいなと思っていましたが

どうだったでしょうか。



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BGMには青月泰山さんと最近虜になったarai tasukuさんの作品を
許可を得て使わせていただきました。


お世話になっている下北沢のバブーシュカさんからは
素敵なお花を頂戴しました。会場の湿った雰囲気にとても調和して素敵でした。
それもそのはず、作風にあわせてコトリ花店さまに作って頂いたそうです。
ありがとうございます*

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はやくも夏は、はばたいて、

花は枯れ、水は冷えていきます。

一昨年の「From Anne」から

夏に個展を開くペースが馴染んできています。

また、来年避暑地を作りに来ますね。

でも、その前にまたミニ個展などを其処此処で
開く予定ですし、グループ展や企画展もあります。

近々、また次の作品に会いにきていただけたら
幸甚です。


***NAIKEN.
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by 9-romitsu | 2014-09-11 01:38 | 展示情報 | Comments(0)